すぐにキレる上司との付き合い方

まとめ

 

さて、すこしまとめてみましょう。すぐキレる上司のいろいろなタイプを見てきましたが、言ってみれば、誰もが何らかのコミュニケーションスタイルに癖があるということです。すぐキレるということも、コミュニケーションの癖の一つなんだと思うようにできないでしょうか。

 

 

ただ、怒りをぶつけられると恐怖心から頭が真っ白になったりする人の場合は大変つらいことになってしまいます。ここが頭の切り替えどころです。怒る・キレるという行為は、クセのひとつなんだと繰り返し認識するようにしましょう。

 

 

すぐにキレる上司でも、案外、周囲の反応を計算して行動を起こしていることもあります。こうしたキレる上司の心理を想像しておく事も対処法になります。心理を見抜いてしまえば、その上司自体のこともわかってきますから、キレられてもそんなに大したことではないように思えてきます。

 

 

キレる上司は、周りは自分に逆らってくることがないと確信している、いわば小山の大将だということで、自分の立場を利用して暴言を吐きます。こうして一人満足しているだけで、こんなことが通用するのは、その会社の一部だけなのです。

 

 

新人の教育など全く考えていない場合もあるかもしれません。それなら、こちらもわざと感情的になってみることも効果がありそうです。アレンジを効かせて自分自身も感情的になるという対応法です。

 

 

いずれにしても、自分自身の心のケアも必要です。怒りを受け止めるのは大きなエネルギーが必要です。上司の理不尽な怒りをいちいち真剣に聞いていても身が持ちません。時には適当に聞き流す事も必要です。これも給料の内だと割り切るのもいいでしょう。

 

 

しかし、一番いいのは仲間作りです。こうした辛さが分かるのはやはり同僚です。理解しあえる仲間がいると心強いものです。